SSブログ

[登山] 静岡県 ボンジ山・京丸山・灰縄山・大島山周回 [登山]

 今回は、以前から計画していたボンジ山へ周回で登ってきました。 稜線沿いにはシロヤシオが咲き始めており、新緑の中を気持ちよく歩くことが出来ました。

関連リンク
 2013年04月28日 静岡県 アカヤシオの京丸山・高塚山・竜馬ヶ岳・岩岳山・入手山縦走登山

京丸山手前から南アルプス深南部を望む(右から黒法師岳・光岳・加加森山・池口岳・前黒法師山など)
右から黒法師岳・房小山・光岳・加加森山・池口岳・前黒法師山など

静岡県
ボンジ山・京丸山・灰縄山・大島山周回
日付 2022年05月05日(木)
天気 晴れ
山域 南アルプス深南部
場所 静岡県
距離 19.4km (内林道3.3km)
累積標高 +1887 -1887m
時間
08時間35分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0818枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0236枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(2箇所ほど岩稜あり)
展望
(A:良い~E:なし)
C(展望は京丸山・灰縄山間のみ)
見どころ
シロヤシオ
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:25 272m 0.0km 勝坂神楽の里 出発
05:30 (00:05) 290m 0.3km ボンジ山登山口
06:00 (00:30) 535m 0.8km 尾根合流
07:45 (01:45) 1293.1m 3.9km ボンジ山
08:15 (00:30) 1252m 5.6km 1252mピーク
08:55 (00:40) 1418m 7.1km 灰縄山分岐
09:15 (00:20) 1469.5m 8.0km 京丸山 (5分休憩)
09:40 (00:25) 1418m 8.8km 灰縄山分岐
10:55 (01:15) 1436.8m 10.6km 灰縄山(三ッ森山)
11:10 (00:15) 1334m 11.3km 大島山 昼食休憩
11:25 (00:15) 1334m 11.3km 大島山 出発
11:45 (00:20) 1436.8m 11.9km 灰縄山
12:00 (00:15) 1256m 12.7km 1256m
13:05 (01:05) 550m 15.6km 林道下山
13:25 (00:20) 327m 16.4km 楽善橋
14:00 (00:35) 272m 19.4km 勝坂神楽の里 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220505_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/GzgKTc9Cgi1vQ2Xk6

 2013年の同時期に「京丸山」から「高塚山」「竜馬ヶ岳」「岩岳山」を周回で歩いていますが、その時から気になっていた「ボンジ山」から「京丸山」の稜線を歩くことにします。

 出発は「勝坂(かっさか)」の小学校跡で予定し、自宅を3時過ぎに出発しました。 1時間半ほどで「浜松浜北IC」で降りると、以前も走った国道362号線を北上していきます。 今回は迷うことは無く小石間隧道を通り抜けると、ダムの分岐で左折し5時半前には勝坂の集落に到着しました。

 駐車地として予定していた「勝坂神楽の里」に停めて早速準備を整えていきます。

勝坂神楽の里
勝坂神楽の里

勝坂神楽の里案内図
勝坂神楽の里案内図

準備中
準備中

 まずは眼の前の赤い橋「勝坂橋」を渡り、小学校跡へ向かいます。

勝坂橋を渡る
勝坂橋を渡る

 橋を渡るとT字路となっており、右に折れて行きますが道は民家へと登っていました…。

橋を渡ったところで右へ

橋を渡ったところで右へ

 よく見ると石垣との間が歩道となっており、そこを上がると小学校の正門に到着します。

ここを進む、左に入地山
ここを進む、左に入地山

旧勝坂小学校へ
旧勝坂小学校へ

 二階建ての立派な建物ですが、今は民芸館として利用されているようです。 右手にトイレらしき建物があるのでそちらへ向かうと、その脇に「梵字山登口」と書かれた登山道がありました。

右手に登山口
右手に登山口

ここは土砂災害警戒区域
ここは土砂災害警戒区域

ボンジ山登山口
ボンジ山登山口

 ここから入ると踏み跡は右斜面を登っていきます。

踏み跡を進む
踏み跡を進む

 石垣が現れその上には廃屋が建っていますが、今にも崩れそうです…。

こんなところにも民家・・・
こんなところにも民家・・・

 谷沿いに奥へ進むと左に折れ、沢を渡り右岸の尾根に取り付きます。

沢沿いを進む
沢沿いを進む

涸れ沢を渡る
涸れ沢を渡る

 暫くシダの間を抜けていきますが、尾根心に到着すると植林の作業道が上まで続いていました。

暫くはシダの藪
暫くはシダの藪

ここから尾根を進む
ここから尾根を進む

 つづら折れの登りやすい道となっており、30分ほどで左からの主尾根に到着しました。

つづら折れで比較的楽に登る
つづら折れで比較的楽に登る

落とし物
落とし物

主尾根が見えてくる
主尾根が見えてくる

主尾根と合流
主尾根と合流

 ここで破線路と合流すると、ここからは尾根沿いにその道を辿っていきます。

急登に
急登に

 暫くは傾斜の強い道を登っていきますが、踏み跡は濃く道は階段状になっていました。 程なくして傾斜が緩むと、左に踏み跡が分岐していたので左斜面をトラバースしていきます。

左斜面の踏み跡をトラバース
左斜面の踏み跡をトラバース

 途中、左が崩れかけたところがありますが、それほど危険ではなく迂回していた本来の登山道と合流しました。

ここで本来の登山道と合流
ここで本来の登山道と合流

 更に進むと北尾根と合流し、次第に尾根が広がります。

トラバース終了(尾根に合流)
トラバース終了(尾根に合流)

暫くは尾根を下る
暫くは尾根を下る

 周囲一面が植林となると、暫くは広い作業道を歩いていきました。

植林の作業道に
植林の作業道に

朽ちた標識
朽ちた標識

 破線路は地図通り尾根を外れて右斜面をトラバースしていきます。 その分岐付近に赤テープで印があるので、適当なところから左の尾根筋を登っていきました。

ここから尾根沿いに進む
ここから尾根沿いに進む

 踏み跡は薄くなりますがテープは点々と続いています。 暫くは灌木の茂る長い斜面を登っていきました。

踏み跡は薄く
踏み跡は薄く

ここから一定角度で登る
ここから一定角度で登る

ギンリョウソウ
ギンリョウソウ

10分以上登る(標高差100m)
10分以上登る(標高差100m)

 10分ほど登ると踏み跡は左に向かっています。

左へ
左へ

 左から広い尾根となり、分岐付近に石積み(ケルン)があります。

広い尾根に
広い尾根に

どこでも歩けるが尾根心を進む
どこでも歩けるが尾根心を進む

 ここからは緩斜面の尾根を登ることになりますが、相変わらず植林の中で展望はありません。

スミレが多く
スミレが多く

 スミレが多くみられる斜面を黙々と登っていくと、周囲が明るくなり1125mピークに到着しました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

石の多い尾根に
石の多い尾根に

1125mピーク(右へ)
1125mピーク(右へ)

 ここで一息ついてから、右に折れ二次林との境を歩いていきます。

左側が二次林に
左側が二次林に

 周りが『これぞ南アルプス深南部』といった感じの雰囲気となり、枝の間から前方に「ボンジ山」が見えてきました。

南アルプス特有の雰囲気に
南アルプス特有の雰囲気に

ボンジ山が近くに
ボンジ山が近くに

 気がつくと新緑の中を歩いており、お目当てのシロヤシオが咲いていました。

中央に灰縄山
中央に灰縄山

シロヤシオが見られ出す
シロヤシオが見られ出す

シロヤシオアップ
シロヤシオアップ

 景色や花を見ながら歩いていたこともありますが、いつの間にかボンジ山の手前まで来ていました。

ボンジ山へ緩い上り
ボンジ山へ緩い上り

 最後はゆるい上りを進んでいくと、呆気なく「ボンジ山」の山頂に到着します。

ボンジ山
ボンジ山

三等三角点
三等三角点

 ここも展望などはありませんが、北側が二次林で暗い感じはしませんでした。 三角点を確認すると、すぐに右に折れてその二次林との境を歩いていきます。

山頂で右に折れる
山頂で右に折れる

植林との境沿いに左へ
植林との境沿いに左へ

 ここから「京丸山」手前までは幾つかのピークをアップダウンしていきますが、どれも標高差は大したことありません。 北斜面を降りていくと尾根が広がり、二重山稜となっていきます。

尾根が広がる
尾根が広がる

 左手の稜線との間にバイケイソウが見られだすと群生地となっていました。

バイケイソウ群生地
バイケイソウ群生地

 新緑の平坦な道が続くため、踏み跡が薄くなり何度か外れますが、適当に歩いても問題ありません。

新緑の気持ちの良い道
新緑の気持ちの良い道

 少し上り右からの尾根と合流すると、標識が立っており京丸林道ゲートとの分岐に出合いました。

京丸林道ゲート分岐(左へ)
京丸林道ゲート分岐(左へ)

 ここで作業道と合流すると、踏み跡も濃くなります。

1253m付近
1253m付近

 また尾根が広がると二次林の中にバイケイソウの群生が見られ、気持ちのよい道が続きます。

ここもバイケイソウ群生
ここもバイケイソウ群生

 右手に植林が現れると尾根沿いには倒木が続き、それを避けながら歩くことになりました。

高低差のない道が続く
高低差のない道が続く

倒木で歩き辛い

倒木で歩き辛い

 次第にお値幅が狭まり、1252m付近を越えると一段高いところへと登っていきます。

1252m付近
1252m付近

ここから登りに
ここから登りに

 少ないながらブナ林が見られだすと傾斜が緩み、伐採された休憩適地に到着しました。

ブナが見られる
ブナが見られる

休憩適地
休憩適地

 日差しが届き気持ちの良い所なのでザックをおろし、小休止としていきます。 ここからは二次林が多く見られだし、新芽が眩しい新緑の中を歩いていきました。

気持ちの良い尾根に
気持ちの良い尾根に

 1328m付近に到着すると、破線路から外れ広い台地状の尾根を適当に歩いていきます。

1328m付近(右へ)
1328m付近(右へ)

 右手に景色が見えているのでそちらへ向かうと、東側の展望が僅かに望めます。

岩岳山
岩岳山

近くに京丸山が見えてくる
近くに京丸山が見えてくる

1363mの台地
1363mの台地

 1363m地点を左に見て先へ進むと、京丸山へと続く尾根が続いていました。

下りに
下りに

 京丸山との鞍部を越えると登り返しなりますが、次第に急登となっていきます。

鞍部付近
鞍部付近

登り返す
登り返す

 左を見ると崩壊地となっており、その脇を注意しながら登っていきました。 今回のコースではここの展望が一番で、カメラを取り出し撮影していきます。

崩壊地横から灰縄山(右)、井戸口山(中央)など
崩壊地横から灰縄山(右)、井戸口山(中央)など

崩壊地を横切る
崩壊地を横切る

 この崩壊地のピークが「灰縄山」との分岐となりますが、まずは東の「京丸山」へと向かいます。

灰縄山分岐点
灰縄山分岐点

京丸山へ向かう
京丸山へ向かう

 ここまで来ると「京丸山」との標高差はほとんどありません。 尾根の右側(南)には景色が見えており、霞んでいますが遠州灘も見えていました。

南東側の展望
南東側の展望

1436m付近
1436m付近

 京丸山手前で僅かに登ると、見覚えのある山頂に到着しました。

京丸山手前
京丸山手前

京丸山
京丸山

三等三角点
三等三角点

 ここまで出発から4時間弱で、比較的ゆっくりと歩いてきたので疲れはほとんどありません。

以前歩いた高塚山方面
以前歩いた高塚山方面

 ここで休憩をはさみ、予定通り「灰縄山」へ向かうことにします。 先程の分岐へと戻りますが、余裕も出たので景色や花を眺めながら歩いて行きます。

ボンジ山を望む

ボンジ山を望む

ボンジ山アップ

ボンジ山アップ

満開のツツジ

満開のツツジ

大日山・春埜山(奥)、手前にセド山など
大日山・春埜山(奥)、手前にセド山など

新緑の中を進む
新緑の中を進む

灰縄山アップ(すぐ右に大島山)
灰縄山アップ(すぐ右に大島山)

遠くに恵那山
遠くに恵那山

右から熊伏山・観音山、左奥に薄っすらと木曽御嶽山
右から熊伏山・観音山、左奥に薄っすらと木曽御嶽山

 分岐の崩壊地に到着すると、再度景色を眺めてから西へと続き尾根を降りていきます。

左にホンジ山、左奥に秋葉山
左にホンジ山、左奥に秋葉山

竜頭山
竜頭山

分岐から灰縄山へ向かう
分岐から灰縄山へ向かう

 すぐ下で右に展望が得られるところがあり、南アルプス深南部の山々が望めました。

南アルプス深南部の景色
南アルプス深南部の景色

右から黒法師岳・房小山・光岳・加加森山・池口岳・前黒法師山など
右から黒法師岳・房小山・光岳・加加森山・池口岳・前黒法師山など

房小山と奥にバラ谷頭、右に黒法師岳アップ
房小山と奥にバラ谷頭、右に黒法師岳アップ

中央奥に兎岳、その右に光岳(更に右奥に聖岳)
中央奥に兎岳、その右に光岳(更に右奥に聖岳)

 降下を再開し降りていきますが、200mほどの下りでそれなりの時間が掛かります。

下る
下る

鞍部は200mほど下
鞍部は200mほど下

 途中で破線路と合流しますが、ほとんど廃道となっており南からの道が僅かに残るだけでした。

左から破線路と合流
左から破線路と合流

 その下で傾斜が緩むと1253m地点へは登り返しとなります。

1253m手前
1253m手前

 この辺りにはシロヤシオが綺麗に咲いていますが、少し散り始めたようです。

シロヤシオが多く
シロヤシオが多く

1253m付近からの眺め
1253m付近からの眺め

灰縄山付近のシロヤシオ
灰縄山付近のシロヤシオ

 灰縄山との鞍部に到着しますが、ここには保全地区を示す標識が立っていました。

鞍部に到着
鞍部に到着

 ここから1291mピークへの登り返しとなりますが、灌木が多く歩きやすいところを探しながら進みます。

1291mへの登り
1291mへの登り

1291mの登りは灌木の藪
1291mの登りは灌木の藪

 1291mピークは左からトラバースし通過しますが、問題はその先の登りです。

1291m付近
1291m付近

 低木の藪が生い茂り、道は付いていますが枝などに阻まれます…。

東峰への登りも藪っぽい
東峰への登りも藪っぽい

 尾根心を外れたりしながら登って行くと、灰縄山の東峰に到着しました。

灰縄山東峰
灰縄山東峰

 ここから下りとなりますが、細尾根の岩稜帯となりここがこのコースの核心部となります。

右斜面が切れて
右斜面が切れて

ここから脆い尾根に(前方に灰縄山)
ここから脆い尾根に(前方に灰縄山)

左(南)を巻く
左(南)を巻く

 2箇所ほど急な下りとなり、手も使いながら慎重に通過していきます。

手足を使い登る
手足を使い登る

一番の難所を振り返る
一番の難所を振り返る

 とは言え、地図や左下を見ると傾斜がゆるい部分もあり、元々が植林なので迂回できそうでした。

滑っても死にはしないか・・・
滑っても死にはしないか・・・

また登る
また登る

ここも注意して降りる
ここも注意して降りる

 鞍部から登りに転じた辺りで、右斜面が切れたところがあり、そこから後方の山が見えていました。

灰縄山手前からの展望(右から高塚山・三ッ合山・鋸山など)
灰縄山手前からの展望(右から高塚山・三ッ合山・鋸山など)

左斜面の道を進む
左斜面の道を進む

 再度登りに転じますが、危険箇所はなくなります。

最後の登り
最後の登り

 そして分岐から1時間15分ほどで、「灰縄山」に到着しました。

灰縄山(三ッ森山)
灰縄山(三ッ森山)

 手製の標識が立っていますが、展望はありません。 時間と体力に余裕があるので、予定通り更に奥の「大島山」までピストンで向かうことにします。

大島山へ
大島山へ

 山頂から北に続く踏み跡(テープあり)を進んでいきますが、暫くは山頂と同じ高さを歩いていきます。

下に大島山(100m下る)
下に大島山(100m下る)

 前方下に大島山が近くに見えてきますが、そこに向かいがれた斜面を降りていきます。

ガレた斜面を降りる
ガレた斜面を降りる

 一部細尾根となりますが、灰縄山の手前に比べればそれほど危険はありません。

細尾根(危険は無い)
細尾根(危険は無い)

 こちら側は植林も少なく、良い感じの二次林が続いていました。 鞍部に到着すると登り返しとなりますが、危惧していたような急登などはなく、灰縄山から15分ほどで山頂に到着します。

鞍部に到着
鞍部に到着

大島山手前
大島山手前

ミヤマハコベ?
ミヤマハコベ?

大島山
大島山

 道は山頂で左に折れ植林との間の作業道となっていますが、この先展望はなさそうなのでここで昼食休憩としていきました。

西へ道は続く
西へ道は続く

 まだ昼には早く短めの食事を済ませると、「灰縄山」へと戻ります。 往路は尾根心を忠実に歩いてきましたが、帰路は左斜面に付けられた薄い踏み跡を辿り、石の多い斜面を迂回していきます。

帰路は北斜面をトラバース(正式ルート?)
帰路は北斜面をトラバース(正式ルート?)

 最後は灰縄山への急登を登り、20分ほどで山頂に戻ります。 ここからは休憩なく、右(南西)の尾根へ下山を開始しました。

灰縄山から南西尾根で下山
灰縄山から南西尾根で下山

 左側が植林ですが、右手には二次林が残っています。

右斜面は急斜面
右斜面は急斜面

 作業道を辿り降りていきますが、途中にある崩壊地なども左下に安全な道が付けられていました。

植林を進む
植林を進む

作業道を利用
作業道を利用

崩壊地からの展望(真西)
崩壊地からの展望(真西)

注意して進む(左下に作業道あり)
注意して進む

 緩やかな下りを降りていくと、山頂から15分ほどでヤブっぽい1256m地点を通過します。

1256m付近
1256m付近

 ここから尾根は右に蛇行し広くなっていきますが、この辺りは気持ちの良い二次林となっていて、またバイケイソウの群生地がありました。

また歩きやすく
また歩きやすく

バイケイソウ群生地3
バイケイソウ群生地3

 広い尾根はどこでも歩けますが、右手を意識して歩いていきます。

広い尾根を進む(方角注意)
広い尾根を進む(方角注意)

新芽が眩しく
新芽が眩しく

 次第に尾根幅が狭まねので、こんどは左を意識して降りていくと、左下に林道が見えてきます。

次第に尾根が狭まり
次第に尾根が狭まり

左下に林道
左下に林道

 すると尾根沿いの作業道は歩く人が少なくなったのか、灌木が茂り始め踏み跡も途切れ始めます…。

踏み跡が薄くテープを追う
踏み跡が薄くテープを追う

左に林道が続く
左に林道が続く

灌木が多く難儀する
灌木が多く難儀する

道が消える
道が消える

 倒木や灌木を避けながら歩きやすいところを進みますが、アチラコチラにぶつけ足が傷だらけとなってしまいました…。

林道がすぐ下にまで
林道がすぐ下にまで

 1035mと937m地点を通過すると、次第に傾斜が強まります。

ここから下りに
ここから下りに

 すると岩などが見られ始め、一箇所だけ岩の上から降りるところがありました。

岩稜帯
岩稜帯

 左側に踏み跡があるのでそれに従い越えていきました。

振り返る(右から巻く)
振り返る(右から巻く)

 標高700m付近で尾根が複雑に屈曲していますが、この辺りは植林となっており、テープを頼りに作業道を進みますが道迷い注意でした。(一旦左に向かい、その後右に戻る)

テープを目指して
テープを目指して

踏み跡を外すことなく
踏み跡を外すことなく

 この複雑な尾根を降りると、左にテープが現れます。 この先ヤブっぽい尾根となっており、末端は岩場となっているので、ここから林道へ降りることにしました。

ここで左へ降りる
ここで左へ降りる

 テープを辿り左へ進むと、植林の斜面となっていて、少し降りると下に林道が見えてきます。

下に林道が見えてくる
下に林道が見えてくる

 倒木などがありますが、場所を選んで赤テープを目指して降りていくと、林道へ無事に降りてきました。

ここで林道に出る
ここで林道に出る

降り口にテープ
降り口にテープ

 ここからは西に続く林道を歩きます。

暫く林道を歩く
暫く林道を歩く

 思っていたより荒れた感じはなく、程なくして左カーブに到着します。

ウツギ
ウツギ

 尾根末端の林道へ降りるところは、情報通りの岩場となっています。 一番低いところで5mほどの高さがありました。

5mほどある…
5mほどある…

 岩場の左手を見ると、なんとか降りられそうですが、何れにしても簡単には降りられそうもありません。

左手の様子(アカヤシオ)
左手の様子(アカヤシオ)

 カーブから尾根沿いに下へ降りる踏み跡があるので、そこへ入っていきます。

ここから降りる

ここから降りる

しっかりした踏み跡あり
しっかりした踏み跡あり

 しっかりした踏み跡と所々にテープがあり、それを追って降りていきました。

テープあり
テープあり

 次第に下から沢の水音が大きくなり、細尾根となっていきます。 末端で来ると左が崖となり、その先もロープが無いと降りられそうもありません。

尾根の先端は絶壁
尾根の先端は絶壁

 少し手前に取るとの紐があるのでそこまで戻ると、西側の緩斜面を踏み跡を頼りに降りていきました。

ここから右(西)へ降りる
ここから右(西)へ降りる

踏み跡を進む
踏み跡を進む

 そして林道へと斜面を降りていくと、無事に橋の手前に降り立ちます。

ここを降りてきた
ここを降りてきた

 「楽善橋」の中央にはゲートがありますが、上部と両横も突起がついており、用意に通ることは出来ません…。 ここは下の穴をくぐっていきますが、ザックを降ろし先に通してから四つん這いになって通り抜けていきます。

ゲートをくぐり(右下の穴)
ゲートをくぐり(右下の穴)

橋の上から
橋の上から

 橋の先で県道と合流すると、左に3km先の駐車地へ渓谷を眺めながら戻っていきました。

出口の様子
出口の様子

勝坂城砦の説明
勝坂城砦の説明

明神峡
明神峡

通行可能
通行可能

橋が見えてきた
橋が見えてきた

朝登った尾根を見上げる
朝登った尾根を見上げる

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 このところ梅雨の走りの雨となっていますが、日曜日は西方面が晴れそうなので、京都方面の山へ向かう予定です。


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。